DIYでリノベーションした住居兼工房。「住人十色」に出演して1年が経ちました♪
住人十色に出演させて頂き、放送されてちょうど1年が過ぎました。
放送されてたくさんの反響を頂きましたが、放送から1年が経った今でも「テレビ見ました」とご来店頂くお客様がいらっしゃることに驚くと同時にとても嬉しく思います。皆様に愛されている番組に出演させて頂いたんだな…と光栄に感じています。
私達、家族にとてもとても良い思い出の1つです。
放送された時はまだ、大阪の池田市に引っ越して来たばかりでバタバタしており、様子をblogに書いたりもしていませんでした。
今更ですが、思い出と記念にblogに記録できればと思います。
出演のきっかけ
「どういうきっかけで出るの?」お客様や友人からよく聞かれる質問です。
他の方はどうか分からないのですが、私達の場合はある日突然、お電話を頂きました。
引越しは決まっているものの、まだ大阪市内にいる時のことでした。
その時も工房兼住居で生活しており、自分達でペンキを塗ったり、棚を作ったりとDIYをしたお家。
区の広報誌(記事にしてもらったことがありました)やInstagramなどを見たということで、ご連絡をくださいました。
その時は「出演してください!」という電話だった訳ではなく、リノベーションしたお家を探しているけど、お家はどんな感じですか?など色々お話ししました。その際にもうすぐ引っ越すことが決まっていたので「新しいお家の方が良い雰囲気になるかも…」なんてお話をしたのですが、その後覚えてくださっていたようで、また引越した後に再度ご連絡を頂きました。
実際に出演するかは会議などで決まるそうです。(私たちの家がその時リノベーションやDIYが現在進行形の時だったからかもしれませんが)
写真や簡単な詳細を送り、あれよあれよと流れるように出演が決まりました。
見つけてくださったご縁に感謝です。
その後メールでのやり取りや色々な聞き取りアンケートに答えたり、実際に自宅を見てスタッフの方達と打ち合わせをして撮影に挑むのでした。
撮影の様子
放送日は7月でしたが、撮影は5月でした。
朝8時半くらいだったかな?撮影スタート。
まずは外観や誰もいない部屋などの撮影を行なっていました。
この日はとっても良い天気!
撮影にはもってこいの天候でした♪
カメラマンの方も「天気が良いと建物が映えるからテレビ映りもかなり変わる」とおっしゃっていました。
大雨や曇りの日の建物の写真は背景を晴れなどに編集することもあるそうです。
午前中は順番に椅子や部屋・家族団欒の様子など撮っていきました。
移転後から発売開始をしたオリジナルスツールも撮影して頂きました!
ミシンや椅子を張っている作業風景などもたくさん撮りました。
撮っている映像を一緒にチェックさせてもらったりもしました。
マイクもつけてドキドキ…めっちゃめちゃ緊張しました。
なかなかの人見知り夫婦なのですが、スタッフやカメラマンの方はとにかくみんな優しくって楽しい方ばかりで、暖かく声をかけてくださり緊張をほぐしてくださります。
休憩中にはカメラマンやスタッフの方達とおしゃべり。
色んな撮影などの裏話など聞かせて頂き、楽しかったです。
事前に聞き取りした内容などを元に作られた台本がありました。
私たちがそれを見ることはなく、撮影の都度、場面ごとに「これを言って下さい」と伝えて下さいました。(内容は事前の聞き取りなどでお伝えした内容)
分かりやすく伝えるため、少し大げさなセリフやジャスチャーなどをお願いされることも…。
主人が照れながら頑張っていましたが、ほぼカットされていました!笑
担当してくださった福島アナウンサーは午後から登場。
番組の大きな流れ?の部分の撮影です。
福島さんもとても優しく声をかけて色々お話ししてくださり、自然と掛け合いのような形で進んでいきます。
アナウンサーさんは話し方や選ぶ言葉がとても綺麗で丁寧。テレビで見ていると普通に感じますが、実際にお会いして話すと、さすがプロだな…と感じました。
テレビの撮影なんて初めてだったので撮影の方法にも戸惑います。
(主人は以前、少しだけ「隣の人間国宝」さんに出たことがあります。認定された訳ではなく、案内人みたいな感じで…)
同じセリフ?を何度も言って、色んな角度から数回録ります。だんだんと慣れてくるのですが、不思議な気分です。
こうしてテレビは撮影されているのか…と身近なテレビですが、知らない世界を垣間見たような気分でした♪
回想場面なども撮るという理由で午前と午後で服装を変えるようにというご指示で1度着替えています。
上の2枚密かに主人の服が変わっています…。
ちなみに子どもたちも着替えました。 みんなそうなのかな?
言われないと、絶対気づかないですよね! むしろ、言われても気づかないくらいの変化な気がします。
もちろん頑張って掃除して繕いましたが、「えー?!そんな所も撮るの?」という場所もありました…。
(飲み物や買ったストック品をリンゴ箱に詰めている所があるのですが、まさか中まで撮られるとは…。他にもぐちゃぐちゃで恥ずかしい…みたいな場所がチラチラッと写っていて放送された映像を見て「キャー!!」と思う所も多々ありました。)
普段からピカピカにしているお家の方、尊敬します。
撮影している時の様子や自宅・お店の様子の写真も撮って頂きました。ここには恥ずかしくて載せていないのですが、中には写真館のような家族写真も…。
なかなか4人の家族写真や自然な雰囲気の写真なんてないのでとても嬉しかったです♡
色んなところでの様子。自然と言いましたが、緊張しています…笑
夫婦で作業する姿なんかも…。
二人で撮る写真なんて子どもが生まれてからは全然ないので貴重です。
この時私はボタンを作っているのですが、緊張し過ぎて失敗しまくっていました。(簡単な作業なので普段は失敗などしないのですが…手元はちょうど写っていませんね。)
お昼はちなみにとってもとっても美味しい贅沢なお弁当が出ました♡
撮影は1日がかり。
19時くらいで終了だったかな?
私たちの撮影の時期はコロナ禍だったので、「住人十色」の最後の締め定番の食事シーンがありませんでした!
以前に出演された方に聞くとその時は食事の用意や食べるシーンの撮影もあり、21時くらいまで撮影があったとか。
人様にお見せする料理の腕もないので食事シーンの撮影はなくってよかったです。(見るのは楽しいんですけどね♪)
最後にインタビュー形式で色々質問されたことに答えるのですが、初めての経験をたくさんして、緊張した1日を過ごして、夕方にはぐったり。
頭が働かず、2人とも何を言っているのかよく分からない感じになっていて、ご迷惑をおかけしてしまっていました。
きっと上手に編集頂いたのでしょう。笑
映像と話している言葉を合成したりも出来るそうで、どこがどうなったのかはよく分かりませんが、うまく編集して頂けているようでした。
放送後の話
撮影後、私たちも当日の放送日まで出来上がった映像を見ることはできません。
なので、撮影した映像がどんな仕上がりになっているのか、ドキドキでした。
撮影した時にこのテーマで行きます!と話されていたテーマとテレビで放送されたテーマが全然変わっていてすごくびっくりしました!!
放送では「広くても家族を身近に感じる家」とより素敵なテーマに。
変わった後のテーマの方が我が家らしく思います。より我が家に合ったテーマに変更して頂いたのかな?と思い、嬉しかったです。
お店のことやDIYの様子など、想像以上にとても丁寧にまとめて下さっていました。
組み立て式のスツールのことも松尾さんや三船さんに褒めて頂けて嬉しかったです!
何日もかけて準備したり、撮影も1日がかりでしたが、それが20分にキュッとまとまるんですものね。テレビの撮影って大変ですね!
主人は苦労して作ったDIYの記録を分かりやすくまとめて下さっていたり、たくさん褒めてもらえてご満悦でした♡
そして、少し前に放送された三船美佳さんの新居公開の「住人十色」。
使い勝手が工夫された素敵なご自宅でしたね。
実は椅子屋Sheepのオリジナルで制作している knockdownシリーズ「marumoko」stoolがチラリと写っていました。
以前に出演したことがきっかけであるお客様にお選び頂き、三船美香さん宅に贈られて、お使い頂いていました。
カラーはご本人のご希望などお聞きして、直接ご相談して決めた物。リネンのチェック生地のmarumokoスツールでした。
実際にご自宅で使って頂いている様子をテレビで見るという貴重な体験をさせて頂きました。
夫婦でテレビを見ながら「写ってるーーー!!!」とテンションが上がったことは言うまでもありません。
ただただ、嬉しかったです!
実はその後、出演料という物も頂きました。そんな物があるなんて驚きです!
色々お世話になり、出演させて頂いた上に…とっても光栄です。
7月の放送後、友人などにも殆ど知らせていなかったのですが、知らなかっただけで私たちの周りにも隠れ「住人十色」ファンはとても多く、「見たよ」と連絡をくれる友人も多かったので驚きました。
テレビ放送の反響は予想していたよりも大きく、HPを見て下さったり、商品を選んでくださったり、張り替えのご相談を下さったり、お店に来て下さったり…。
お店のことを知って頂くきっかけになれば…と思い切って出演を決めた「住人十色」
本当に皆様温かい言葉をかけてくださる方ばかりで、この1年、そこから繋がったご縁は計り知れません。
そして、1年経った今でもそのご縁は広がっています。
このご縁を大切にこれからも頑張っていきたいと思います!
これからもよろしくお願い致します。