椅子の張り替えご紹介 ー下地のウェービング張り直しー
■張り替え情報■大阪府 豊中市(個人宅)
【椅子の種類】ダイニングチェア
【椅子のメーカー】富士ファニチア
【張り替え工程】ウェービング張り直し/ウレタン補充
【制作費用】 1脚 13,420円(税込)
【引き取り方法】お店に持ち込み・引き取り
今回は富士ファニチアの椅子の修理のご依頼でした。
ウェービングが緩んでいることと、ウレタンが劣化してへたっています。
以前に他店でウェービングを張り替えてもらったことがあるとのことでしたが、すぐに緩んでいたとのことでした。
ウェービングの椅子は適度に沈み込み、柔らかい座り心地が良い椅子です。しかし、下地のゴムウェービングはどうしても伸びていくもの。使う頻度にもよりますが5、6年経つと緩みを感じ出す方も多いかと思います。
定期的な「引っ張り直し」や「張り直し」というメンテナンスをすることで座り心地は改善します!
以前にウェービングを張り替えしたにも関わらず、すぐに緩みが気になっていたよう。またすぐ緩むのでは?と心配されていました。
今回は下地の違いをご説明し、ゴムウェービングではなく、麻テープで張り直すことにしました。
▼写真が「麻テープ」
⚫︎「麻テープ」は天然素材で弾力性はほとんどなく、座り心地は固めで張りのある座り心地になります。伝統的なアンティークチェアに多く使われる素材で、伸びる心配はなく、耐久性も高いです。(伸びずにダメになる時は切れます。切れた場合は新しく交換になります。)
⚫︎「ゴムのウェービング」は高い弾力性が特徴で、柔らかい沈み込みがあります。(使用頻度や年数で伸びてしまうので、引っ張り直しや張りなしになります。)
どちらにも特徴があり、使用する人によってその特徴はメリットやデメリットになることもあるかと思います。
今回のお客様は少しでも緩みを感じないようにしたいというご希望もあり、麻テープに張り替えました。(通常は元々のゴムウェービングで張り替えることが多いです。)
▼張り替え後の写真がこちら
椅子の本革はそのまま使用して、中身のウレタンは補充しています。ヘタリがなくなり、座り心地も改善しました!
沈み込みが激しく、ストレスなくこれで椅子に座れる!と喜んで頂きました。
今回のように下地やウレタンを補充するだけで、ぐんと座り心地は改善します。
ぜひ一度、ご相談くださいね♪
大阪府池田市にある「椅子屋Sheep」は、椅子の工房とShowroomを併設している椅子屋さんです。
・椅子の張り替え、ソファオーダーメイド制作 の他に
・オリジナル家具、usedチェア、リメイクチェアや雑貨 の販売を行なっています。
夫婦とスタッフ数名で営む小さなお店ではありますが、椅子専門店という確かな知識と技術で制作・販売を行なっています。
椅子やソファのデザインや種類や選ぶ生地により張り替えのお値段は変わります。
椅子のお写真を送って頂けましたら、すぐにお見積り致しますので、お気軽にご相談下さいね。
※blogの張り替えの金額・内容などはブログ記載時の情報となります。
時期が変わると、内容の情報が変わっていくこともあります。椅子生地やウレタン材料費なども同じ生地が廃盤になったり、金額が上がることもございます。あくまでも参考にご覧いただければと思います。ご不明な点は何でも質問してくださいね。
◇Instagramではオリジナル家具や入荷商品のお知らせ、制作の様子など日々更新しています。