椅子の張り替え【事例】　ー超撥水・防汚加工？！ミナペルホネン dop タンバリン生地をパールトン加工ー

■椅子の張り替え情報■ 大阪府　豊中市（個人宅）

【椅子の種類】ダイニングチェア/縫製あり

【製造メーカー】AIDEC

【生地】ミナペルホネン　インテリアファブリックdop「tambourine刺繍」（if 1076 表-水色、裏-黄色）¥19,000 /m

【張り替え工程】張り替え/ウレタン補充/生地パールトンHG加工

【張り替え費用】　1脚　¥44,900（税込）　別途、部分塗装費

【引き取り方法】店舗に持ち込み・引き取り

【お預かり期間】27日間

※生地をパールトン加工するのに（2週間前後）必要なため、お預かり期間が長めになっています。

今回はダイニングチェアの張り替えのご依頼でした。

お見積りの際に「ミナペルホネンのタンバリン生地もいいなと思っている、取り扱いはありますか？」とお問い合せ頂いたお客様でした。

ミナペルホネンにはdopという両面モールスキンのシリーズのインテリアファブリックがあります。種類は3種類。

①リバーシブルで使える無地の生地

②「choucho刺繍」の生地

③「tambourine刺繍」の生地

があり、この３種類の生地は椅子屋Sheepでも取り扱いが可能です。

モールスキンとは英語でモグラの毛皮。元々毛皮が使われていたのか、見た目から来たのか諸説あるそうですが、太い綿糸を裏表共に起毛させながら織り上げた生地のことを指します。

dopは、表面の生地が薄くなると、中から別の色の生地が覗くように作られたダブルフェイスのファブリックです。日常の中に使い込むことで表の糸が擦り切れ、裏から別の色が覗くような構造となっています。

使い込んで経年変化が楽しみになるファブリックですよね！

ミナペルホネンの中でも長く愛されているテキスタイルの1つであるタンバリン生地で今回は張り替えさせて頂きました。

今回は【ミナペルホネンのタンバリン生地】についてや【生地の汚れを守る超撥水・防汚　パールトン加工】についても紹介していきたいと思います。

▼張り替え前の椅子がこちら。

座面のヘタリもあったので、中身のウレタン補充も行いました。

▼張り替えた椅子の写真がこちら

今回お選び頂いた生地は表が水色/裏が黄色の生地。リバーシブルで使えそうにも見えますが、表と裏がある生地です。使い込んでいくと、黄色が水色の生地からチラリと見えてくる生地です。

このdopのタンバリン刺繍のカラーは全部で34種類。裏表の色、刺繍の色がそれぞれ違い、どれも絶妙な組み合わせでめちゃめちゃ迷います！（これは絶対!!笑）

この生地カタログですが、2024年度にはカラーが入れ替わるそうです。在庫がなくなり次第、廃盤のカラーも。（2023年11月27日現在でも数点、既に在庫がなくなり廃盤したカラーがあります。）　新しい生地がいつ発表されるかは現在まだ公表されていませんが、どんなカラーの組み合わせが増えるのか、とても楽しみですね！

※ミナペルホネンの生地カタログはミナペルホネンより貸し出し頂いております。店舗でご覧になりたい方は取り寄せる必要がありますので、事前にお問い合わせください。